男木島レポ②~オギノトリコとピザ屋さん~

ハタジです。

男木島レポートその2です。

島散歩を終えて、『オギノトリコ』の神戸(カンベ)さんと合流。
一緒に展示会場に移動しました!

前回訪問時2月半ばの頃はまだまだ改修途中で、その後FBで情報は追っていましたが、とってもいい感じに会場が仕上がっています。

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門をくぐった時から会場内からワイワイと声が聞こえてきます。
島のおっちゃん2人と、出張ピザのオダさんと神戸さんの地元の友人森山さんが中にいらっしゃるようです。

会場内はこんな感じ
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出張ピザ PIZZERIA AL CENTROの話

皆さんTrue SleeperのCM撮影に行くという話になり、その前にピザを注文しました!

本日の揚げピザは「男木島のひしおとたまねぎ!」
ラス1だったのでラッキーでした!

ウッドデッキから見える港と瀬戸内海は絶景です。

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思ってた以上のスピードでピザができました!

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ようやくこのピザ食べることができました!
もちろんボーノです!
モレッティビールと併せて満点!

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以前、新聞でピザの世界大会で3位に入った女性の店がオープンしたという記事を読んでいて、ずっと気になっていたのですが、まさかこの男木島で食べれるのはうれしいですね~^^

お店は高松からだと琴平に向かう32号線の丸亀市の栗熊駅近くにあります。
お店のレギュラーメニューも近々食べに行こうと思っています。

オダさんは2015年9月にナポリで行われたピッツァ職人世界選手権のSTG部門(メイン部門)で3位入賞ということなのですが、分かりやすく言うと、香川のさぬきうどん世界選手権でブラジル人が3位に入るような感じです(分かりにくいか・・・)

この瀬戸内国際芸術祭期間内は、始発で来て、最終で帰って、丸亀のお店もやって、というファンタスティックなスケジュールのようです!

 

【お店データ】
PIZZERIA AL CENTRO(ピッツェリア アル チェントロ)
住所:香川県丸亀市綾歌町栗熊東476-3
TEL:0877-89-0205
営業時間:11:00~14:30、17:15~21:30
定休日:月曜日(祝日の場合は翌日)、不定休あり
(※変更になっている場合もありますので実際行かれる場合は確認をお願いします!)

神戸さんにお話を聞きました!

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とその前に、自分なりの分析による、瀬戸芸エリア移住者の分類について書かせてください!

「移住者第一期」は瀬戸内国際芸術祭が行われることが決まる前からの移住者。10年以上前あたりから2009年頃まで。

例えば直島の伝説のカフェ『まるや』の大塚さんや、豊島のイチゴ農家に来た森島さん、現『かめだや』他が有名ですかね。

直島は大塚さん以降も第一期移住者はたくさんいて、現役もまだまだいます。

小豆島は昔から移住者がたくさんで把握できていません。

ちなみに瀬戸内国際芸術祭は2010年から始まりました。
3年毎の開催で今回が3回目です。

そして「第二期」は2010年少し前から2014年くらいの間の瀬戸芸キッカケで瀬戸内を気に入った人とか、ビジネスチャンスを求めてきた人など。

私ハタジは一期と言いたいところですが、まぁ二期でしょうね~。
自分が直島で拠点を持った2009年はまだまだ借りれる民家は少なかったです。直島はそれなりでしたが、その他の島はもっと難しかったと思います。

当然のことながら、移住には住む家と仕事が必要です。

「第三期」は昨年くらいからでしょうか。
2013年以降の男木島のハッピーなニュースは、芸術祭だけではない島の魅力を更に全国に広めたと思います。

瀬戸芸から7年目、先輩移住者が地域に入っていって、徐々に受け入れられたことで道ができました。

なぜこんなことを書いたかというと、このサイト『しまのこと』は、各エリア在住のライターさんが記事を書いてくれています。たくさんの移住者さんに支えられています。

島暮らしは不便なことがたくさんあります。
それを分かった上で飛び込んできた移住者の皆さんが見つけた「島の魅力」というのは、ずっとそこに住んでいる方にとっては当たり前すぎて気付いていないことなのかもしれません。

瀬戸内国際芸術祭は島の生活の「ハレ」のことなので記事ネタとして外すことはできないでしょうが、これから島の生活の「ケ」の部分の記事がたくさん出てくると思います^^

前置きが長くなってしまいましたが、
神戸さんは岐阜県生まれ、現在東京でフリーの商業写真を撮るお仕事をされています。

2014年5月に初めて男木島に来られたキッカケは、写真の仕事に行き詰まりがあって、カメラがキライになりかけていたそうで、ユカちゃんに(ピザのオダさん)会いに香川に来たそうです。癒しの旅ですかね。

ちなみに神戸さんとオダさんは以前の職場が一緒で(ピースボートのレストラン)、PIZZERIA AL CENTROの写真は神戸さんが担当したそうです。
なので香川自体は何度か来られていたそうですが、島に渡ったのはその時が初めて、とのこと。

そしてオダさんもこの仕事でナポリに来た時にナポリピッツァに魅せられて、というストーリーが!

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男木島の前に高松から行ける島(小豆島、直島、豊島、女木島)を廻ったそうですが、この男木島に着いて、それ以降の予定を変えたそうです。

「男木島の魅力ってやはり『人』ですか?」と先手で質問してみました。

もちろん答えは「Yes」なのは分かっているのですが、2月の半ばにここに来た時に、神戸さんと島の方々の距離感がすごいなと感じていたのです。

神戸さんは移住者の括りではないのでしょうが、今までたくさんの移住してきた方と話してきました。

移住者の方も色んなことがあると思いますが、島暮らしをあきらめて帰ってしまう方もたくさん見てきました。自分もそうかも。

続く方との違いを一つ上げると、地元のキーマンの方とどれだけ早く出会えて、受け入れてもらえるか、です。そのキーマンの方が島の方に勝手に広めてくれたりして・・・

神戸さんは灯台を管理されている方に不思議な力を感じて、その時はカメラを置いてきていたのでiphoneで撮影。
カメラが嫌になって島に来たのに、カメラを持っていないことを後悔して、またもう一度この人を撮りにこようと。

2014年秋に再び男木島に。

そして2015年2月に再び来て「民宿さくら」に泊まった時にお父さんが、島の色んな方々を紹介してくれたそうです。その中にオギノトリコの会場の持ち主木場会長も。

2階では神戸さんの男木島ヒストリーが展示されています。

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島の皆さんから、写真展のことを勧められて、でも今まで個展もしたことないし、会場もどうしよう。

会長の家を直して、オレらでやったらええやん!という言葉に背中を押されて、2015年夏に写真展をやることを決めたそうです。

島の人と一緒にやることに意義がある。距離が縮まると。

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インタビュー途中で「私のこと覚えてますか?」と一人の女性が。
彼女は東京で看護師をされている矢野さん。

彼女も男木島に魅せられて東京から何度も男木島に来られているそうで、神戸さんと同じ日に民宿さくらに泊まって、ここの改修も手伝ったそうです。

そうこうしている間にCM撮影を終えた皆さんが戻ってきました。

True Sleeperのマットとシーツ!

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せっかくなので皆さんで集合写真

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この壁の絵は、レジーナ・シルベイラさんの側近の方が民宿さくらでお食事をされている時に描いてもらえることになったそうです。

 

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「ご縁」をテーマにした壁画。

「私じゃない。自分がキッカケだけど、たくさんの島の人、島外の人に協力してもらって、こんなステキなプロジェクトになりました」

ちなみに春会期が始まってすぐの平日に閉めたのは、この石畳を作ったためのようです。
灯台の石を使っているそうです!
もちろんみんなで^^

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W&M 小さな島の物語』という男木島を舞台に撮った映画のスタッフだった木山さんに声をかけられてご挨拶。
撮影の時たまたまボクも男木にいて撮影現場を見学していました。

この映画は東京から仕事に疲れてここに来た女性のストーリーだったなぁ、って話を森山さんと矢野さんに。

森山さんは靴職人の方で、繁忙期を終えて、神戸さんに男木島に誘われた癒しの旅だったそうです。
男木島ってそんな島なのかな(笑)

ちなみに木山さんは今『カンカンsun』という映画の監督さんです。

さて、『オギノトリコ』は会期外のGWは5/5、7、8は揚げピザ共に営業するそうです。

2013年の会期はここが無料の休憩所になっていた場所でした。
島の方のご好意で、土日を中心に不定期で写真ギャラリーのみオープンできる日もあるようです。

 

取材を終えて思うこと

とにかく神戸さんの男木だけではない人生における「人」と「縁」が集約されたプロジェクトです。ぜひ立ち寄ってくださいね。

この場所は交流の場として残したい、という木場会長の思いもあって、『オギノトリコ』は終わりの無いプロジェクトになっていくようです。

写真集、とかポストカードにも今後取り組まれるそうで、とても楽しみです。

この『しまのこと』における自分の立ち位置は他のライターさんとは若干違います。現役移住者でもないし、瀬戸内国際芸術祭のお手伝いはしますが、ガッツリ中に入り込んでいる訳でもない。

高松にUターンしてからの自分自身のテーマは一貫して、「自分の動きを通じて、生まれ育った香川の魅力を発信すること」です。

2010年以降、それほど多くはないですが、色んな方の移住相談を受けてきました。
一緒に物件を探したこともあります。
瀬戸内エリアに移住者(特に都会の感覚を持った方)が増えるのは大歓迎です。

今日神戸さんや、お友達の話を伺って、もっともっと「人」にスポットを当てた記事を書いていこう、増やしていこう、と思いました。

ちなみにオンバファクトリーの大島さんは男木島移住者のパイオニアです。
自分が以前勤めていた会社の別部署の大先輩の生家がオンバファクトリーということもあり、思い入れが強いです。

『しまのこと』はまだまだ記事数も少ないし、ライターさんももっと増えてもいいなと思っています。

ちなみにこの男木島のライターさんはまだ決まっていません。
やりたい方いませんかー?^^

今年1年を終える頃に、このサイトがどうなっていて、ここに登場して頂いた方や、ライターさんの環境がどう変わっていくのか、とても楽しみにしています。

もちろん自分もなんですけどね^^

 

WRITER:
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波多信治 香川県高松市出身。 しまのこと編集長。高松経済新聞記者。 音楽レーベルNaoshima Recordsを立ち上げ、 その後直島でカフェを開業し、1年弱直島暮らしを経験。 現代美術作家O巻氏にちょっと似ていると言われている。 現在女木島に拠点作りをしているビーチサイドライター。


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高松・女木島在住
波多信治 香川県高松市出身。 しまのこと編集長。高松経済新聞記者。 音楽レーベルNaoshima Recordsを立ち上げ、 その後直島でカフェを開業し、1年弱直島暮らしを経験。 現代美術作家O巻氏にちょっと似ていると言われている。 現在女木島に拠点作りをしているビーチサイドライター。
クリタアヤコ
クリタアヤコ
宇野在住
3.11で茨城からバイクと一緒に移住。 宇野港で築100年の家をDIYして開業準備中。アート業界に3年浸かったのち、個人で食やアートや音楽のイベント企画をしてナリワイ作りの真っ最中。今年の畑はトマトとバジル祭りです!
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まつざきしおり
直島在住
直島在住、まつざきしおりです。2011年9月、会社員を辞め、身一つで直島に移住。 2013年3月、直島観光親善大使に就任。 現在、島のお嫁さんになり、子育てしながら島の漫画を描いたり、島のイベント活動、雑貨・菓子販売等を行っています。 島暮らしあるある・島移住漫画をブログにて日々更新中♪ http://ameblo.jp/shiori-shima/
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シナジー
岡山市東区犬島から移住定住の推進と、町おこしの活動を行っています。NPO法人シナジーの法人設立代表者
サオ
サオ
高松在住
高松在住、サオです。 埼玉出身東京経由で2016年2月に移住。 高松でカルチャースクール「MARUTEの学校」を立ち上げ、ワークショップしたり、服作ったり、いろいろしてます。 https://www.facebook.com/marutenogakkou/ 特技はウェディングドレスを作れること。
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小豆島でギャラリー&雑貨のお店をやっているモグです。アート活動もしています。千葉から引っ越してきて4年になります。ムカデにも、もう慣れました。
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ゆうこ
小豆島出身、高松在住のゆうこです。瀬戸内に浮かぶ島での遊びを発信していきます。
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