高松市のアーティスト・イン・レジデンス作家水谷一さんの取材に行ってきました!

あけましておめでとうございます。

この「しまのこと」も立ち上がってもうすぐ2年になります。

引き続き瀬戸内国際芸術祭で注目を浴びている島のこと、島に関わることを取材していくおもしろいメディアとして、今年は様々なことに取り組んでいきたいと思っております。

2019年に「瀬戸内国際芸術祭2019」が開催されますが、その前年となる今年は島に関わるたくさんの動きや、人の流れができてきます。

それぞれのライターの視点でステキな物事を楽しく紹介できたらと思っております。

引き続きよろしくお願い致します。

さて、新年最初の記事は昨年取材に行ったまもなく公開される「高松アーティスト・イン・レジデンス2017関連事業 水谷一 美術展 表現と光」の作家水谷さんの取材に行ってきた時のお話です。

1/5からスタートです。間もなくですね。

ちなみに水谷さんは粟島の2012年のAIRにも参加されているし、瀬戸内国際芸術祭2013でも粟島でも出展をされていました。

高松アーティスト・イン・レジデンス2017関連事業 水谷一 美術展
表現と光

 

 

展覧会期:2018年1月5日[金]- 1月11日[木]
開場時間:11:30-16:30|会期中無休|入場無料
展覧会場:高松市中央卸売市場・加工水産物棟 三階
会場住所:香川県高松市瀬戸内町30番75号

http://hajimemizutani.net/tair2017/

PR movieがサイト内で公開されています。
楽曲:渡邊和三郎|映像:TRIVEZINE

できたてのポスターが市場内に貼ってありました。

ここにはほとんど来たことがない所ですが、お店の雰囲気がとてもいいですね。

普通に食事もできますし、穴場だなぁと思いました。

そして水谷さんと合流して中へ

率直な感想は「広いし柱がない」でした。

実は水谷さんがこの高松AIRに決まった時に、滞在制作の場所として、私波多が拠点としている女木島のスペースが候補の一つとなりました。

市内の色々な所を見て、最終的にこの高松市中央卸売市場に決まったそうですが、この空間を見てしまうと、「ここしかない」としか言えない、場所の持つ魅力が確かにあります。

またAIRの性質上、高松市の資源(廃校や空き店舗、空き家)の活用が求められますので、この場所は間違いのない選択だと思いました。

幅15m奥行き37.5mのこの空間に、作品が今作られています。

備え付けの蛍光灯の光と、自然光が時間の移り変わりによって作品の見え方を変えていきます。

これは四国では初となる「描画体(びょうがたい)」からなる作品シリーズになります。
画用木炭で描線が刻まれた起伏のある紙の造形(描画体)が特別な景色を演出します。

2016年北アルプス国際芸術祭の長野県、
2017年の埼玉県所沢市での展示「引込線」
で作られた作品の一部を持ち込み、再度この場所で制作されています。

長野、埼玉、高松、
それぞれの場所で光が場所建物などのシチュエーションによって全く違う印象になる。
また色んなものとの関係性や、人の心のありようでもこの作品から受けるイメージは大きく変わる、とのことです。

長野ではこの作品を見て「山」とか「カミナリ雲」を、
この高松では「海」だったり「水揚げされた魚」を連想する感想が多いそうです。

高松は「空き空間、空洞がたくさんある街」という印象を持った水谷さんですが、「空間が大きいということはイメージできる余白がたくさんある。」と仰っていました。

また今回の高松AIRで、「高松市中央卸売市場」のような、こういう場所があることも知ってもらう機会にしたい、とのことでした。

高松滞在は約2ヵ月半。地道な作業が続きます。

この時期ですので、室内とはいえ寒いです。

アーティストはすごいなぁとやはり感じさせられました。

1/6は瓦町FLAGでトークイベントがあります。

ぜひ瓦町FLAGのイベントと高松市中央卸売市場の展示を併せて見に行って頂けたらと思います。

 

トークイベント 『これから美術と名指される(かも知れない)何か
−美術教育の現場における美術とアーティスト・イン・レジデンス−

※このイベントの会場は本展会場とは異なります。ご注意下さい。

日時:2018年1月6日(土)16:00-18:30(開場 15:30)|参加費無料
定員:150名(要予約)
会場:瓦町FLAG 8F IKODE瓦町 大会議室1(香川県高松市常磐町1丁目3-1)
出演:藏本秀彦(アーティスト、香川県立高松工芸高等学校美術科教諭)
三村昌道(アーティスト、香川県立高松工芸高等学校美術科教諭)
土屋貴哉(アーティスト、国立大学法人佐賀大学芸術地域デザイン学部准教授)
水谷一(高松アーティスト・イン・レジデンス2017 招聘アーティスト)

▶︎このトークイベントのご予約のお申込みは下記メールアドレスまで、件名を「トークイベント参加希望」とし、本文に「お名前」、「参加希望人数」をお書きの上、Eメールをお送りください。

トークイベント予約申込み先 tair2017hm@gmail.com

※定員になり次第、閉め切らせていただきます。何卒ご了承下さい。
WRITER:
hata-g
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波多信治 香川県高松市出身。 しまのこと編集長。高松経済新聞記者。 音楽レーベルNaoshima Recordsを立ち上げ、 その後直島でカフェを開業し、1年弱直島暮らしを経験。 現代美術作家O巻氏にちょっと似ていると言われている。 現在女木島に拠点作りをしているビーチサイドライター。


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しまのことは、瀬戸内国際芸術祭や瀬戸内海の島々の情報を島在住のライターを中心に発信するウェブマガジンです。
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高松・女木島在住
波多信治 香川県高松市出身。 しまのこと編集長。高松経済新聞記者。 音楽レーベルNaoshima Recordsを立ち上げ、 その後直島でカフェを開業し、1年弱直島暮らしを経験。 現代美術作家O巻氏にちょっと似ていると言われている。 現在女木島に拠点作りをしているビーチサイドライター。
クリタアヤコ
クリタアヤコ
宇野在住
3.11で茨城からバイクと一緒に移住。 宇野港で築100年の家をDIYして開業準備中。アート業界に3年浸かったのち、個人で食やアートや音楽のイベント企画をしてナリワイ作りの真っ最中。今年の畑はトマトとバジル祭りです!
まつざきしおり
まつざきしおり
直島在住
直島在住、まつざきしおりです。2011年9月、会社員を辞め、身一つで直島に移住。 2013年3月、直島観光親善大使に就任。 現在、島のお嫁さんになり、子育てしながら島の漫画を描いたり、島のイベント活動、雑貨・菓子販売等を行っています。 島暮らしあるある・島移住漫画をブログにて日々更新中♪ http://ameblo.jp/shiori-shima/
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岡山市東区犬島から移住定住の推進と、町おこしの活動を行っています。NPO法人シナジーの法人設立代表者
サオ
サオ
高松在住
高松在住、サオです。 埼玉出身東京経由で2016年2月に移住。 高松でカルチャースクール「MARUTEの学校」を立ち上げ、ワークショップしたり、服作ったり、いろいろしてます。 https://www.facebook.com/marutenogakkou/ 特技はウェディングドレスを作れること。
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小豆島でギャラリー&雑貨のお店をやっているモグです。アート活動もしています。千葉から引っ越してきて4年になります。ムカデにも、もう慣れました。
ゆうこ
ゆうこ
小豆島出身、高松在住のゆうこです。瀬戸内に浮かぶ島での遊びを発信していきます。
まさみん
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直島在住
福岡県出身。2016年より直島在住。 アートが好きでこちらで暮らし始めることになりましたが、気がついたら瀬戸内の魅力にどっぷりはまってしまいました。


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